こんにちは。下請けで鍛えられている、きたはら塗装の代表・北原圭人です。
ところで、塗装の現場の近くを歩いている時に、職人さんの会話で「この壁は吸い込みが激しいな‥」等という言葉を聞いたことはありませんか?
吸い込みとは
塗装の現場でよく使われる言葉に「吸い込み」があります。
これは塗料が下地にどれだけ染み込むか、という現象を指す言葉です。
たとえば、築年数の経った外壁や、乾燥した木部に塗料を塗ると、部分的に色が沈んだように見えたり、ツヤが出なかったりすることがあります。
これは、下地が塗料を「吸い込んでしまっている」ためです。
下地が塗料を吸い込むと、塗膜の厚みが十分に形成されず、耐久性も低くなります。また、見た目にもムラが生じやすく、美しい仕上がりになりません。
この「吸い込み」を防ぐために重要なのが、「下塗り(シーラーやフィラー)」の工程です。下塗り材をしっかりと施工することで、吸い込みを止め、上塗り塗料がしっかりと密着・定着するようになります。
よくお客様からは「きたはらさんのところは何回塗りですか?」という質問をいただきますが、大切なのは塗る回数よりも、きちんとした下地処理がされているかどうかです。
吸い込みを見逃したまま塗り重ねても、すぐに剥がれたり、色ムラが出てしまう恐れがあるからです。
見た目だけでなく、長く安心して暮らせる塗装のためには、
見えない部分の丁寧な作業が欠かせません。
「吸い込みを止める」このひと手間が、プロの仕事と思っております。
その上、きたはら塗装では、中塗り・上塗り塗料も、稀釈率を下げた「厚塗り塗装」もご要望に応じてご対応させて頂いております。


何度も出来ないお家の塗装工事です。
あなたの大切なお家が痛んできた時には、お近くの塗装職人直営店にお尋ねされてみてくださいね。
出来ましたら、当店にもお見積のご連絡を頂けますと嬉しく思います。
いつもありがとうございます。





