鉄製の雨戸・戸袋を長持ちさせるケレンと下塗りの重要性

365日現場主義のきたはら塗装・代表の北原圭人でございます。今日は昨日の現場からコラムを書かせて頂きました。

築30年以上が経過したお住まいで、「雨戸や戸袋のサビが気になる」というご相談をよくいただきます。

(以下、写真参照)

特に鉄製の雨戸や戸袋は、経年劣化によるサビや塗膜の剥がれが起こりやすく、早めのメンテナンスが大切です。

そこで今回は、鉄製の雨戸・戸袋に行う「ケレン」と「下塗り」の重要性について、現場主義の専門店の立場からわかりやすくご紹介させて頂きますね。

ケレン‥塗装前の大切な下地処理

まずはケレンから。ケレンとは、古い塗膜やサビを削り落とす作業のことです。

こちらは3種ケレン(サンドペーパーを使っての、旧塗膜除去、清掃。丁寧に行うことが大事ですね🌟)

鉄部塗装では、この作業が仕上がりの美しさと耐久性を大きく左右します。

下塗りの役割と重要性

また、ケレン後には下塗り(プライマー)を塗布します。

こちらで使用した塗料は、エスケー化研のマイルドボーセイです。

これは、鉄部と上塗り塗料の密着性を高め、防サビ効果を持たせるための大切な工程になります。

さらに、錆がひどい場合には、錆転換型プライマーを使用することも長持ちのためには大切ですね。

下塗りを怠ると、どんなに高性能な上塗り塗料を使ってもすぐに剥がれやサビが再発するリスクが高まります。

よく職人さんたちが「見えないところも、うちは手は抜かないっす」と言うのは、このような部分を指していることもあります。

引き続き、現場主義の塗装コラム、頑張って書いていきますので、またお時間のある時にお読み頂き、あなた様の塗装工事のご参考としていただけましたら、幸いです。

いつもありがとうございます。

ABOUT US
北原圭人
中学を卒業してから塗装の道に入り早10年。これまで、150件以上の住宅塗装・マンション改修に携わってきた横浜を代表する若手塗装親方。住宅塗装・防水・シーリング工事の実務に精通し『日本建築塗装職人の会』の審査も通った技量の持ち主です。 同棲中のフィアンセが作るゴーヤチャンプルと、からあげが好物。「経営が安定してきたら正式にプロポーズをさせていただきたい」と笑顔で話す今時めずらしい責任感のある日本男子です。人生の信条は『いつも一生懸命。ただ、それだけです。』
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